ファイト~Complete Japanesque Reggae~

SISTER KAYA ファイト~Complete Japanesque Reggae~歌詞
1.全力少年

作詞:大橋卓弥・常田真太郎
作曲:大橋卓弥・常田真太郎

躓いて、転んでたら置いてかれんだ
泥水の中を今日もよろめきながら進む

汚れちまった僕のセカイ 浮いた話など無い
染み付いた孤独論理、拭えなくなっている

試されてまでもここにいることを決めたのに
呪文のように「仕方ない」とつぶやいていた

積み上げたものぶっ壊して 身に着けたもの取っ払って
止め処ない血と汗で乾いた脳を潤せ
あの頃の僕らはきっと全力で少年だった

セカイを開くのは誰だ?

遊ぶこと忘れてたら老いて枯れんだ
ここんとこは仕事オンリー 笑えなくなっている

ガラクタの中に輝いてた物がいっぱいあったろう?
“大切なもの”全て埋もれてしまう前に

さえぎるものはぶっ飛ばして まとわりつくものかわして
止め処ない血と涙で渇いた心臓潤せ
あの頃の僕らはきっと全力で少年だった

怯えてたら何も生まれない

澱んだ景色に答えを見つけ出すのはもう止めだ!
濁った水も新しい希望(ひかり)ですぐに透み渡っていく

積み上げたものぶっ壊して 身に着けたもの取っ払って
幾重に重なり合う描いた夢への放物線
紛れもなく僕らずっと全力で少年なんだ

セカイを開くのは僕だ

視界はもう澄み切ってる


2.どんなときも。

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

僕の背中は自分が 思うより正直かい?
誰かに聞かなきゃ 不安になってしまうよ
旅立つ僕の為に ちかったあの夢は
古ぼけた教室の すみにおきざりのまま

あの泥だらけのスニーカーじゃ 追い越せないのは
電車でも時間でもなく 僕かもしれないけど

どんなときも どんなときも
僕が僕らしくあるために
「好きなものは好き!」と
言える気持ち 抱きしめてたい
どんなときも どんなときも
迷い探し続ける日々が
答えになること 僕は知ってるから

もしも他の誰かを 知らずに傷つけても
絶対ゆずれない 夢が僕にはあるよ
“昔は良かったね”と いつも口にしながら
生きて行くのは 本当に嫌だから

消えたいくらい辛い気持ち
抱えていても
鏡の前 笑ってみる まだ平気みたいだよ

どんなときも どんなときも
ビルの間きゅうくつそうに
落ちて行く夕陽に
焦る気持ち 溶かして行こう
そしていつか 誰かを愛し
その人を守れる強さを
自分の力に変えて行けるように

どんなときも どんなときも
僕が僕らしくあるために
「好きなものは好き!」と
言える気持ち 抱きしめてたい
どんなときも どんなときも
迷い探し続ける日々が
答えになること 僕は知ってるから


3.サクラ咲ケ

作詞:相田毅
作曲:谷本新

握りしめた手が 何か言う
駆けだせば 間に合うさと
コンビニで雑誌 立ち読みしてた
昨日の僕に Bye-Bye

走り出した 街の音は
歓声のよう

サクラ咲ケ 僕の胸のなかに
芽生えた 名もなき 夢たち
振り向くな 後ろには明日(あす)はないから
前を向け

駅前で誰か 歌ってる
それは君の好きな歌
遠く離れても 決して消えない
だから別れじゃない

いつかふたり 望む場所で
めぐり会いたい

サクラ咲ケ 君の胸のなかで
揺れてた 小さな 蕾よ
負けないように くじけないように今
歌うから

未来なんてさ すぐに変わる
変えてみせる

「右へならえ」から踏み出すこの一歩を
打った点が分ける結果 陰と陽

だから知っとこう 生きるヒントを
かすむ蜃気楼すらも掴む勢い

今 蒔けば種 花咲かす
やった後言うなら まだ分かるんだ
そう そりゃ時間なんてのはかかる
春には 大きな花を咲かす

めぐり会いたい 必ず

サクラ咲ケ 君の胸のなかで
揺れてた 小さな 蕾よ
負けないように くじけないように今
歌うから

サクラ咲ケ 僕の胸のなかに
芽生えた 名もなき 夢たち
振り向くな 後ろには明日(あす)はないから
前へ 前へ


4.YELL~エール~

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

どんなに小さなつぼみでも 凍える冬を超えればほら
春が来るたびに 鮮やかな花が咲くのだから

あなたが今日まで歩いてた この道まちがいはないから
春には大きな 君が花になれ

見送る友の顔に目を伏せ 走り出す窓に
もう戻れない その不安を 希望だけじゃ断ち切れないでいるけど

※今 君は門出に立ってるんだ 遥かなる道をゆくんだ
誇り高き勇者のよう 風立ちぬその道のどこかで
君を探してるんだ 誰かが君を待ってるんだ
思い描く夢のもよう いつの日にか その目に映せ※

どんなに大きなつぼみでも 凍えて冬に負ければほら
春の風さえも浴びぬまま 枯れてゆくのだから

寒さに負けないで あなたの足跡 誰かがたどるよ
いつの日にか 春の風になれ

現実と夢が今 遠くかけ離れていても
そう 無駄じゃない その姿を 遠い場所で 誰かが見てるのさ

(※くり返し)

君は門出に立ってるんだ 遥かなる道をゆくんだ
誇り高き勇者のよう 風立ちぬ その道のどこかで
君を探してるんだ 誰かが君を待ってるんだ
思い描く夢のもよう
いつの日にか その目に その目に so many dream

誇り高き勇者のよう…
今 君は門出に立ってるんだ…


5.ファイト!

作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき

あたし中卒やからね 仕事をもらわれへんのやと書いた
女の子の手紙の文字は とがりながらふるえている
ガキのくせにと頬を打たれ 少年たちの眼が年をとる
悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる

私、本当は目撃したんです 昨日電車の駅 階段で
ころがり落ちた子供と つきとばした女のうす笑い
私、驚いてしまって 助けもせず叫びもしなかった
ただ恐くて逃げました 私の敵は 私です

※ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ※

暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく
光ってるのは傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく

勝つか負けるかそれはわからない それでもとにかく闘いの
出場通知を抱きしめて あいつは海になりました

(※くり返し)

薄情もんが田舎の町に あと足で砂ばかけるって言われてさ
出てくならおまえの身内も住めんようにしちゃるって言われてさ
うっかり燃やしたことにしてやっぱり燃やせんかったこの切符
あんたに送るけん持っとってよ 滲んだ文字 東京ゆき

(※くり返し)

あたし男だったらよかったわ 力ずくで男の思うままに
ならずにすんだかもしれないだけ あたし男に生まれればよかったわ

ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく

(※くり返し×2)

ファイト!


6.家族

作詞:SISTER KAYA
作曲:SISTER KAYA

僕の名前は父方の おじいちゃんが付けてくれたんだ
強くやさしく広い心の 人になってくれるようにと

大きな愛に包まれて ここまでやってこれたよ
もらった名前に恥じぬような 男になれるだろうか

いま佇む人生の岐路に 一人孤独噛み締めるけれど
振り返ればいつもそこには 戻れる場所がある

僕は僕であればいい ただありのまま行けばいい
それを教えてくれた 家族のあたたかさ

「頑張っておいで!」と笑顔で 送ってくれる母
言葉は無くても眠れないほど 心配してくれる父

大きな愛をもらいながら ここまでやってこれたよ
雨の日も晴れの日も 僕を支えてくれた

いま出かける今日のこの日に 向かう足元がすくむけれど
眼を閉じればいつもそこには 戻れる場所がある

君は君であればいい ただ今のままでいればいい
誰もがみんな誰かにとって 特別な存在だから

僕は僕であればいい ただありのまま行けばいい
それを教えてくれた 家族のあたたかさ

君は君であればいい ただ今のままでいればいい
誰もがみんな誰かにとって 特別な存在だから